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環七線、改変の時

皆さんこん○○は。時は夏至を過ぎ、早くも夏本番となったようです(他人事
大分書く事も少ないので悩んでいましたが、今回は東急バスの森91系統(通称:環七線)の改変について最終日の様子を中心に少し触れて行こうと思います。


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森91系統は大森駅近くの大森操車所から京王井の頭線の新代田駅までのおよそ11kmの区間を通常時約40分で結ぶ路線で「環七線」の呼び名の通り、新代田駅から大森駅近くの馬込銀座交差点まで環状七号線(都道318号線)を走行します。歴史は遡れば長くなりますが、近年では大橋営業所の閉所に伴い、1999年10月に発足間もない東急トランセ下馬営業所へ移管された経緯があります。以来15年の時を経て2014年、同トランセ瀬田営業所の改築工事に伴う路線移管が行われ、永らく続いた路線より撤退する事となりました。

 
環七線と言えば日中時間帯は中型ナロー車(細長い車両)の充当が多く見られましたが、環七通りの渋滞で所定ダイヤでの運行が困難な場合や、一時的な車両の都合などで朝夕を中心に時折大型車の充当も見られる面白い路線でした。最も、中型ナロー車の600番台が導入されるまでは200番台、300番台の日産ディーゼル+富士重工新7E車体の車両が環七線の「顔」とも言うべく存在となっていました。

移管前日の5月31日、それはイレギュラーな1日となりました。1200番台、1300番台の日野大型車を出し、更には最古参格となる富士重工新7E車、9M中型車の日野車、日産車を動員。中型ナロー車の姿はありませんでした。これは5月30日時点で中型ナロー車が全車、移管準備のため一足先に弦巻へ転属していた為でした。

 
若林付近を行く環七線の「顔」SI301

 
長原付近の陸橋を行くSI873とSI301。環七らしい区間です。

 
夜の部に入り、大森操車所周辺では珍しい光景が続きました。

 
池上「森05」充当のI320とSI327、古参車同士の並びと9M日産車SI873。


新代田駅行き最終は日野大型車SI1203が担当。


最終運行、改変後消滅する野沢龍雲寺行きは最後に相応しく?SI301が担当。


下馬営業所担当の最終便に加え、この車両もこの場所に来る事は二度とないでしょう・・
後ろ姿も寂しそうに停留所を発車して行きました。翌日の6月1日からは下馬営業所に代わり、弦巻営業所の所管となり、環七線と大森操車所にはまた新しい歴史が始まる事になります。残念ながら今の所大きなイレギュラー運用は出ていないようですが、やはり弦巻・・されど弦巻・・色々期待をしてしまうのは仕方ないのでしょうか。

最後にお遊び合成を1枚。実は最終のSI301の到着が21時40分手前、SI327との並びで登場したI320の発車が21時ちょうど・・恐らく現場にいた皆が期待したであろう現象を再現したのが以下の画像になります(殴


無加工でこれが撮れれば完璧だったんですが、やはりそう簡単には行きませんよね(爆


長くなってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。(久々の長文めんどくせー)
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