皆様こん○○は。2015年7月、関鉄グループから一つの勢力を築いていたと言っても過言ではない「京成バス移籍車・中ドア4枚折戸・方向幕装備」の3大特徴を持ったいすゞキュービック、U-LV324L型式が完全引退となり、時代の移り変わりを感じます。今回はその条件を満たす車両について、土浦界隈の車両を中心に長々と書いていこうと思います。よろしければお付き合い下さい・・・
関鉄観光バス 9225TC 2014年2月 関鉄観光土浦営業所(敷地外より撮影)
関鉄観光バス 9225TC 2014年2月 関鉄観光土浦営業所(敷地外より撮影)
2008年より少しの期間、茨城県土浦・つくば地域に通う機会が出来、その中でも地域のふれあいパートナー、関東鉄道バスを使う機会は少ないはずもなく、時には毎日利用していた時期もあります。当時の在籍車両は現在引退したものも多く、他にも魅力的な車両は多かったと思います。その中でも個人的にひときわ魅力を感じられる車両は方向幕を装備し、中ドアが4枚折戸であるいすゞキュービックでした。
LED方向幕車が増える中、方向幕装備の車両は少ない(9226TC) 2012年2月 つくばセンター
方向幕装備、中ドア4枚折戸の特徴を持つ車体(9225TC) 当方主催貸切乗車会時に撮影
当時、土浦営業所には9223~9226、いずれも土浦営業所(TC)所属の4台が配置されており、9223、9224、9226はよく遭遇していたのですが、9225だけは遭遇する機会がありませんでした。
つくばセンターを出発する9223TC 2013年4月
土浦駅西口を出発、つくば国際大学循環に充当中の9224TC 2012年5月
土浦駅単独表示で土浦駅に到着する9226TC 2012年5月
その頃は知識も乏しく、車両の配置を探ることで手一杯・・・そんな中、9225TCが関鉄観光バスへ移籍、協同病院看護学校の送迎で使われているという事を知り、2014年初頭に一路神立方面へ向かったことも。この時点で残念なことに、関鉄本体に留まった9223、9224、9226の3台は引退を迎えていました。
協同病院看護専門学校の特定輸送、路線バスのない道を走る 2014年2月
1日の運行が終わり、入庫 2014年3月 関鉄観光土浦営業所(敷地外より撮影)
運用離脱の噂があったものの、2014年土浦花火大会臨時輸送で運用復帰 2014年10月 土浦駅東口
いつの間にか前面右側の取っ手が無くなってしまい、ちょっとしたチャームポイント的なものを感じさせます。当方主催貸切乗車会時に撮影 2015年1月 筑波山口付近
9225には貸切などで数回お目にかかり、2015年1月には遂に同車を貸し切る運びとなりました。
同車が関鉄本体に所属していた頃に顔を出していたであろう場所を順番に巡り、参加者の皆様共々大変良い旅ができ、また思い出を作ることが出来たかと思います。
こちらについては過去の記事をご覧頂ければと思うので、割愛させて頂きます。
そして時が経ち、2015年7月のある日・・・インターネット上で「9225TC、運用離脱した模様」という報告が上がりました。仕事柄、すぐに同車の元へ向かう事は不可能だったので、画像は情報元のゴリケル様よりご提供頂いた物を掲載します。この場をお借りして御礼申し上げます。
方向幕を外し、寂しげな姿となった9225TCの姿。営業運行から完全に離脱したことを表しています。(画像提供:ゴリケル様)
車内には何やら白いロールが。取り外された整理券発行機のものでしょうか (画像提供:ゴリケル様)
8月中旬、ワンマン機器類も全て撤去され、これが観光土浦営業所における最後の姿となりました。この数日後にはどこかへ移動された模様です。(画像提供:ゴリケル様)
最後の姿まで見届けることはできなかったので、情報および画像をゴリケル様に提供して頂き、掲載いたしました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございます。
関鉄観光からの9225TCの引退により、関鉄グループから「京成バス移籍車・中ドア4枚折戸・方向幕装備」の3大特徴を持った車両は全て消滅となり、2004年に導入された9220から始まった同タイプ車両の歴史は11年の時を経て終止符を打つことになります。その中でも9225は最後まで残り、バスとしての製造から24年間走り続けた功績は偉大であると言えないでしょうか。エールを贈りたいと思います。「京成バス移籍車・中ドア4枚折戸・LED方向幕装備」の特徴を持ったツーステップの車両も台数を減らしていますが、走れる限り活躍を期待したいところです。
京成バス移籍車、LED方向幕を装備している以外は同じ仕様の9292TC(引退済み) 2012年10月 つくば駅前交差点
かなり長くなってしまいましたが、以上となります。ご覧いただきありがとうございました。
LED方向幕車が増える中、方向幕装備の車両は少ない(9226TC) 2012年2月 つくばセンター
方向幕装備、中ドア4枚折戸の特徴を持つ車体(9225TC) 当方主催貸切乗車会時に撮影
当時、土浦営業所には9223~9226、いずれも土浦営業所(TC)所属の4台が配置されており、9223、9224、9226はよく遭遇していたのですが、9225だけは遭遇する機会がありませんでした。
つくばセンターを出発する9223TC 2013年4月
土浦駅西口を出発、つくば国際大学循環に充当中の9224TC 2012年5月
土浦駅単独表示で土浦駅に到着する9226TC 2012年5月
その頃は知識も乏しく、車両の配置を探ることで手一杯・・・そんな中、9225TCが関鉄観光バスへ移籍、協同病院看護学校の送迎で使われているという事を知り、2014年初頭に一路神立方面へ向かったことも。この時点で残念なことに、関鉄本体に留まった9223、9224、9226の3台は引退を迎えていました。
協同病院看護専門学校の特定輸送、路線バスのない道を走る 2014年2月
1日の運行が終わり、入庫 2014年3月 関鉄観光土浦営業所(敷地外より撮影)
運用離脱の噂があったものの、2014年土浦花火大会臨時輸送で運用復帰 2014年10月 土浦駅東口
いつの間にか前面右側の取っ手が無くなってしまい、ちょっとしたチャームポイント的なものを感じさせます。当方主催貸切乗車会時に撮影 2015年1月 筑波山口付近
9225には貸切などで数回お目にかかり、2015年1月には遂に同車を貸し切る運びとなりました。
同車が関鉄本体に所属していた頃に顔を出していたであろう場所を順番に巡り、参加者の皆様共々大変良い旅ができ、また思い出を作ることが出来たかと思います。
こちらについては過去の記事をご覧頂ければと思うので、割愛させて頂きます。
そして時が経ち、2015年7月のある日・・・インターネット上で「9225TC、運用離脱した模様」という報告が上がりました。仕事柄、すぐに同車の元へ向かう事は不可能だったので、画像は情報元のゴリケル様よりご提供頂いた物を掲載します。この場をお借りして御礼申し上げます。
方向幕を外し、寂しげな姿となった9225TCの姿。営業運行から完全に離脱したことを表しています。(画像提供:ゴリケル様)
車内には何やら白いロールが。取り外された整理券発行機のものでしょうか (画像提供:ゴリケル様)
8月中旬、ワンマン機器類も全て撤去され、これが観光土浦営業所における最後の姿となりました。この数日後にはどこかへ移動された模様です。(画像提供:ゴリケル様)
最後の姿まで見届けることはできなかったので、情報および画像をゴリケル様に提供して頂き、掲載いたしました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございます。
関鉄観光からの9225TCの引退により、関鉄グループから「京成バス移籍車・中ドア4枚折戸・方向幕装備」の3大特徴を持った車両は全て消滅となり、2004年に導入された9220から始まった同タイプ車両の歴史は11年の時を経て終止符を打つことになります。その中でも9225は最後まで残り、バスとしての製造から24年間走り続けた功績は偉大であると言えないでしょうか。エールを贈りたいと思います。「京成バス移籍車・中ドア4枚折戸・LED方向幕装備」の特徴を持ったツーステップの車両も台数を減らしていますが、走れる限り活躍を期待したいところです。
京成バス移籍車、LED方向幕を装備している以外は同じ仕様の9292TC(引退済み) 2012年10月 つくば駅前交差点
かなり長くなってしまいましたが、以上となります。ご覧いただきありがとうございました。
PR