こんにちは。またしても久々の更新です。 今回は能登に引き続き、EF64-1001がTOMIXから発売され手元で比較ができる状況になりましたので、いつもの流れ通り書いて行きます。

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今回比較する製品は
KATO 3023-3 EF64 1001号機 茶 (6,825円)
TOMIX 9110 EF641000形電気機関車(1001号機・茶色) (7,140円)
の2点です。では早速比較して行きましょう。特記等ない限り左側が
KATO、右側が
TOMIXとします。

まず、普通に両者を並べてみます。白帯の太さが結構違います。

斜め正面から見てみます。TOMIXの銀車輪が目立ちます。
・屋根上

上側が
TOMIX、下側が
KATOです。
TOMIX製品は黒い塗り分けがされています。あまり詳しくないので分かりませんが、実車を直近で確認した際には
TOMIX製品と同じような塗り分けでした。
KATO製品の方は塗り分けがされておらず、車体色と同じであるため少し前の仕様ということになります。
・側面から


やはり車輪の違いが目立ちます。パンタグラフも両者で材質が違い、
KATOは金属、
TOMIXはEF65PF型やEF66等でおなじみのプラスチック製です。全体的に
TOMIXの方が車高が低く感じます。分かりにくいですが、
TOMIX製品は屋根上モニター部分にもガラスパーツが入っています。
・前面アップで比較


こうして見ると両者でニュアンスの違いがはっきり見て取れるかと思います。相違点をまとめてみます。
☆
KATO・前面ワイパーは黒色(窓Hゴムと同色)
・白帯が太い
・貫通扉上フック表現あり
・テールライトサイズが若干大きめ?
・列車無線アンテナのサイズが大きめ
・若干おでこの面積が広い
・黒色車輪採用
・ナンバープレートの文字が大きい(実車比)
・連結器解放てこ表現はなし
☆
TOMIX・前面ワイパーは銀色(実車同様)
・白帯が細い(スケール的に実車同様?)
・貫通扉上フック表現なし
・テールライトサイズは適正?(実車同様?)
・列車無線アンテナのサイズが小さめ(スケール的に適正?)
・おでこの面積が狭い
・銀色車輪採用
・ナンバープレートの文字が小さい(実車比)
・連結器解放てこ取付済み
その他特筆点
☆
KATO・ナンバープレートおよびメーカーズプレートは取付済み
・個体差もあるが走行音は若干大きめ
☆
TOMIX・ナンバープレートおよびメーカーズプレートはユーザー取付
・列車無線アンテナ取付には専用治具を使い屋根上に穴開けが必要
・重連運転時などを考慮し、ライトスイッチを装備
・個体差もあるが走行音は小さめ
以上になります。個人的には後発の
TOMIX製品がおすすめかな・・と思います。ナンバープレートの文字の大きさについては各個人の主観もあろうかと思いますが、個人的にちょうどいいと言った大きさではないと思います。
KATO製品はやはり基本設計が古いものですので、突っ込みどころは多いと思いますがまだまだ現役でやっていけるレベルだと思います。EF64全般に関し、「馬面印象」があると言われますが、やはりその点は否めないようです。
TOMIXの今後のラインナップ展開にも期待できますが、これがEF65各種の時のような「どんでん返し現象」を呼ぶのでしょうか。今後も目が離せません。
それでは・・
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