日産ディーゼル製の大型フルフラットノンステップバスの先駆けとなるUA460KAM改。この系統の車両の特徴である、高価格、試作車、特異形状の車体を漏れなく満たしており、横浜市交通局や東京都交通局など一部の公営事業者にのみ導入されました。4大メーカーの内、日産ディーゼル製の試作車となります。正式な型式取得をする前の1997年製造であり、比較的近年まで各社で活躍したKC-UA460KAMとは側窓や屋根回りの見つけが大きく異なります(一部では戦車や装甲車の俗称も)。こちらの車両は横浜市交通局で活躍し、引退後は埼玉県内の学校送迎車に転身。更には成田空港近くの有料駐車場送迎車としても活躍を続け、同型車の試作車としてはかなりの長期(約21年)に渡り稼働した1台です。晩年は整備上ネックとなるような故障が頻発し、修理されず引退しています。
☆型式取得後のKC-UA460KAMはこちらです(九州産交バス 熊本200か35)
撮影日:2017年7月9日(駐車場敷地内、許可を得て撮影しています)
メーカー:日産ディーゼル
型式:UA460KAM改
車体:FHI/R17E
年式:1997
移籍等:横浜市交通局(7-4504)→埼玉県内学校送迎車(自家用)→有料駐車場送迎車(自家用)
※当車両は自家用登録車です。検索エンジン等の対策のため記事情報に登録番号を記載していません。車両の動向についての問い合わせ等は、所有団体様、オーナー様等にご迷惑をお掛けする原因となりますのでお止め下さい。
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