さて、今回は模型関連で行こうと思います。
先日TOMIXより「限定品 92969 JR 489系 さよなら489系能登セット」が発売され、
KATOより2010年3月に発売された製品と合わせて2本立てとなりました。
両社の製品が揃ったところで、各部の比較をして行きたいと思います。
先日TOMIXより「限定品 92969 JR 489系 さよなら489系能登セット」が発売され、
KATOより2010年3月に発売された製品と合わせて2本立てとなりました。
両社の製品が揃ったところで、各部の比較をして行きたいと思います。
上でも書きましたが、比較する製品は
KATO 10-818 489系急行「能登」 5両基本セット
KATO 10-819 489系急行「能登」 4両増結セット
TOMIX 92969 JR 489系 「さよなら489系能登」セット(限定)
以上を比較して行きます。
☆箱
左側がKATO、右側がTOMIXです。KATOは通常製品扱いのため緑色の小型ケースです。
対するTOMIXは限定品というだけあって、イラストの描かれた化粧箱に大型ケースが入っており、
格調高い装丁です。
☆付属品
・KATO
検電アンテナ類とヘッドマーク・側面行先幕シールが付属します。
ヘッドマークはホームライナー・はくたか(イラスト)・臨時・無地です。
一部使用したためランナーにないものがありますが、製品では付属します。
行先シールについては追ってUPします。
・TOMIX
HG製品というだけあって、歴代の製品と同じく取付パーツは多いです。
付属パンフレットについては追ってUPします。
左側がトイレタンク、右側がタイフォン・アンテナ類です。
アンテナ取り付けの際に使う治具もここに入っています。
付属ヘッドマークです。左からとき(導光)、とき(非導光)、ホームライナー。
KATO製品のプロトタイプはH01編成、TOMIX製品のプロトタイプはH02編成ですので、KATO製品では時々見られるTDR臨やはくたかの代走、TOMIX製品では3月14日に車両返却回送を兼ねて運転された「懐かしのとき」がそれぞれ再現できるようになっています。両社共通でホームライナーが再現可能です。
☆車両(特記ない場合左側がKATO、右側がTOMIXです)
・クハ489-500
KATOクハ489-501・TOMIXクハ489-503
プロトタイプが違うため、タイフォン位置に差異がみられます。
両者とも実車同様EF63等の連結を考慮し、KATOがナックルカプラー、TOMIXがTNカプラー密自連を装備しています。解放テコはTOMIXの方が繊細かつリアルですが、取り扱いに注意が必要です。ライトに関してはKATOが黄色みを帯びていて、TOMIXが白色度の高い表現です。KATOは列車無線アンテナ表現が標準でありますが、TOMIXは付属の治具を用いて0.5mmピンバイスで穴を開けて取り付けます。
妻面表現に差が見られます。どちらが正しいのか調査中です。
・モハ488-0
KATOモハ488-4・TOMIXモハ488-2
両者とも屋根上配線の表現は見事です。
拡大して見てみると、KATOの配線はすべて繋がっているように見えます。
TOMIXは485系シリーズで培ったシャープな機器表現で甲乙付け難いです。
KATOは屋根上が明るめのグレー一色なのに対し、TOMIXは屋根板をダークグレー、クーラーはライトグレーと色を使い分けています。
・モハ488-200
KATOモハ488-204・TOMIXモハ488-206
両者とも既製品の485系と同じ屋根上です。TOMIXはHG製品で手慣れている表現で、流石と言ったところです。
・モハ489-0
KATOモハ489-4・TOMIXモハ489-2
屋根色以外に大きな差は見られません。
・モハ489(ラウンジ&コンビニエンス)
上:TOMIXモハ489-21 下:KATOモハ489-19
両者とも新規金型で作成。一番の見せ所と言えます。
室内も御覧の通り。甲乙付け難い出来です。
・サロ489
KATOサロ489-23・TOMIXサロ489-27
大きな差はありませんが、TOMIXは電話アンテナがユーザー取り付けとなっており、0.5mmのピンバイスで穴を開ける必要があります。アンテナ部分は追ってUPします。
・クハ489-0
KATOクハ489-1・TOMIXクハ489-3
プロトタイプが違うため、ヘッドライト形状やタイフォン位置に差異がみられます。無線アンテナに関してはクハ489-500と同様です。
★ボンネット部分の彫りの度合いについて
TOMIXの485系・489系ではボンネット部の彫りの甘さについて議論されていました。実際はどうなのでしょう?比較してみました。
左KATO・右TOMIX
どっちもどっちと言ったところでしょうか。TOMIXの方が手すりに立体感は出ていますが・・
・価格面ではどうか
KATO フル編成:¥25,095
TOMIX 限定セット:¥35,490
御覧の通り、価格面ではKATOの圧勝です。最近のKATOは24系あけぼのを初め、完成度の高いものを安く出してくる傾向にあると思います。
しかし、KATOの発売は2010年3月。実車の引退時期とほぼ重なったのも相俟ってか在庫が減少傾向にあります。すぐに欲しい!という方はTOMIX製品を今のうちに押さえることをお勧めします。
・総評
管理者が判断する完成度ですが、どちらもほぼ完璧だと思います。
すぐに走らせることができるのは両者変わりませんが、パーツが簡単な取り付けで済むのは断然KATOです。TOMIXはHG製品ということもありますが、初心者の方には若干敷居が高いかも知れません。
追加画像は近日中にUPしますので、御覧頂く方はもう少々お待ちください。また、気が向いたらライト点灯状態(明暗)の比較、また走行性能についてもいろいろ実験できたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
KATO 10-818 489系急行「能登」 5両基本セット
KATO 10-819 489系急行「能登」 4両増結セット
TOMIX 92969 JR 489系 「さよなら489系能登」セット(限定)
以上を比較して行きます。
☆箱
左側がKATO、右側がTOMIXです。KATOは通常製品扱いのため緑色の小型ケースです。
対するTOMIXは限定品というだけあって、イラストの描かれた化粧箱に大型ケースが入っており、
格調高い装丁です。
☆付属品
・KATO
検電アンテナ類とヘッドマーク・側面行先幕シールが付属します。
ヘッドマークはホームライナー・はくたか(イラスト)・臨時・無地です。
一部使用したためランナーにないものがありますが、製品では付属します。
行先シールについては追ってUPします。
・TOMIX
HG製品というだけあって、歴代の製品と同じく取付パーツは多いです。
付属パンフレットについては追ってUPします。
左側がトイレタンク、右側がタイフォン・アンテナ類です。
アンテナ取り付けの際に使う治具もここに入っています。
付属ヘッドマークです。左からとき(導光)、とき(非導光)、ホームライナー。
KATO製品のプロトタイプはH01編成、TOMIX製品のプロトタイプはH02編成ですので、KATO製品では時々見られるTDR臨やはくたかの代走、TOMIX製品では3月14日に車両返却回送を兼ねて運転された「懐かしのとき」がそれぞれ再現できるようになっています。両社共通でホームライナーが再現可能です。
☆車両(特記ない場合左側がKATO、右側がTOMIXです)
・クハ489-500
KATOクハ489-501・TOMIXクハ489-503
プロトタイプが違うため、タイフォン位置に差異がみられます。
両者とも実車同様EF63等の連結を考慮し、KATOがナックルカプラー、TOMIXがTNカプラー密自連を装備しています。解放テコはTOMIXの方が繊細かつリアルですが、取り扱いに注意が必要です。ライトに関してはKATOが黄色みを帯びていて、TOMIXが白色度の高い表現です。KATOは列車無線アンテナ表現が標準でありますが、TOMIXは付属の治具を用いて0.5mmピンバイスで穴を開けて取り付けます。
妻面表現に差が見られます。どちらが正しいのか調査中です。
・モハ488-0
KATOモハ488-4・TOMIXモハ488-2
両者とも屋根上配線の表現は見事です。
拡大して見てみると、KATOの配線はすべて繋がっているように見えます。
TOMIXは485系シリーズで培ったシャープな機器表現で甲乙付け難いです。
KATOは屋根上が明るめのグレー一色なのに対し、TOMIXは屋根板をダークグレー、クーラーはライトグレーと色を使い分けています。
・モハ488-200
KATOモハ488-204・TOMIXモハ488-206
両者とも既製品の485系と同じ屋根上です。TOMIXはHG製品で手慣れている表現で、流石と言ったところです。
・モハ489-0
KATOモハ489-4・TOMIXモハ489-2
屋根色以外に大きな差は見られません。
・モハ489(ラウンジ&コンビニエンス)
上:TOMIXモハ489-21 下:KATOモハ489-19
両者とも新規金型で作成。一番の見せ所と言えます。
室内も御覧の通り。甲乙付け難い出来です。
・サロ489
KATOサロ489-23・TOMIXサロ489-27
大きな差はありませんが、TOMIXは電話アンテナがユーザー取り付けとなっており、0.5mmのピンバイスで穴を開ける必要があります。アンテナ部分は追ってUPします。
・クハ489-0
KATOクハ489-1・TOMIXクハ489-3
プロトタイプが違うため、ヘッドライト形状やタイフォン位置に差異がみられます。無線アンテナに関してはクハ489-500と同様です。
★ボンネット部分の彫りの度合いについて
TOMIXの485系・489系ではボンネット部の彫りの甘さについて議論されていました。実際はどうなのでしょう?比較してみました。
左KATO・右TOMIX
どっちもどっちと言ったところでしょうか。TOMIXの方が手すりに立体感は出ていますが・・
・価格面ではどうか
KATO フル編成:¥25,095
TOMIX 限定セット:¥35,490
御覧の通り、価格面ではKATOの圧勝です。最近のKATOは24系あけぼのを初め、完成度の高いものを安く出してくる傾向にあると思います。
しかし、KATOの発売は2010年3月。実車の引退時期とほぼ重なったのも相俟ってか在庫が減少傾向にあります。すぐに欲しい!という方はTOMIX製品を今のうちに押さえることをお勧めします。
・総評
管理者が判断する完成度ですが、どちらもほぼ完璧だと思います。
すぐに走らせることができるのは両者変わりませんが、パーツが簡単な取り付けで済むのは断然KATOです。TOMIXはHG製品ということもありますが、初心者の方には若干敷居が高いかも知れません。
追加画像は近日中にUPしますので、御覧頂く方はもう少々お待ちください。また、気が向いたらライト点灯状態(明暗)の比較、また走行性能についてもいろいろ実験できたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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