京成グループ、成田空港周辺を中心に営業エリアを持つ千葉交通。各地から成田空港への直通高速バスとして、グループ塗装ではなく、白ベースに青系の帯と飛行機をイメージイラストが入り、爽やかな印象を受ける塗装を纏った高速車が幅を利かせていました。エアロクィーン(SHD車)を昼行の高速バスで使う事業者はやや珍しく、関東周辺では福島交通などが有名どころでしょうか。嘗ては営業エリアのほぼ全域で見られた同車も老朽化の波には勝てず、僚車の95-29と共に新元号を待たずして引退となりました。塗装自体はHD車などでまだ見られるものの、古参車である事に代わりはなく、完全に消滅する日も遠くなさそうです。
撮影日:2019年2月13日
登録番号:千葉200か1367
社番:95-30
メーカー:三菱ふそう
型式:KL-MS86MP
車体:MFBM/エアロクィーンI
年式:2005
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